ゴルファーにとって背中の筋肉痛はよくあることですが非常に悩ましい問題です。今回は背中の筋肉痛を和らげるためのいくつかの解決策をご紹介します。
肩、背中のストレッチをする
筋肉痛は筋肉やスジが緊張していると起こります。緊張している部分と痛みがある部分とが必ずしも同じ場所とは限りません。人間も体はすべてつながっていますので、たとえば腰の筋肉が緊張していると正常な動きが出来なくなるので、連動して背中の方に痛みが出る事もあります。すべて全身のバランスが重要という事を覚えておいてください。
背中のストレッチをする。
①両手の手の甲同士を合わせて、そのまま腕を真上に背伸びをするイメージで上げる。伸ばした状態を15秒維持する。
②次は手下げて、両手を後ろに回し手を組み、、両肩を後ろに引きます。胸を張るようにする。こちらも15秒維持する。
この2つを3セットやりましょう。
肩のストレッチ
①手は下げたまま肩を回す。前まわし10回、後ろ回し10回
②左手で右肩をつかむ。その状態で右手を左ひじにあて胸の方に押し込む。
③右手で左肩をつかむ。その状態で左手を右ひじにあて胸の方に押し込む。
注意点としてストレッチは、優しくで大丈夫です。背中や肩を意識的に動かすだけです。強くやりすぎると筋肉が緊張して逆効果です。
マッサージをする
背中の筋肉痛がひどい時や背中の右や、左など部分的に痛い時は、すぐに少しでも和らげるには直接マッサージするのが良いでしょう。痛く緊張している筋肉をほぐすには最適です。
フォームを見直す
こちらは即効性の話ではないですが、スイングフォームに原因があるかもしれません。スイングのバランスが崩れている事で筋肉が緊張し筋肉に影響してと考えられます。正しいフォームでスイングをすることで、背中への負担を軽減することができます。そんな時はレッスンプロにスイングを見てもらいアドバイスを受ける事をおすすめします。
アイシングをする
筋肉痛が発生した場合は、炎症を抑えるためにアイシングをすることが効果的です。ただしアイシングは、痛みが出たらすぐやるのが効果的です。やり方は氷をタオルで包んで背中に当てる。注意点は氷を直接当てる事はやめましょう。アイシングで冷やした後はシップを貼るのが良いでしょう。ただしこちらも長時間貼りっぱなしにすると、皮膚に炎症が起きたりしますので,説明書を見て時間を守りましょう。
まとめ
筋肉痛は筋肉の疲労のサインです。私も経験ありますが、練習場で前の人が良いショットをしていると負けじと自分もいつも以上に球数を打ち込んでしまい、結果クタクタになってしまった事があります。翌日シップしたりストレッチをして筋肉をほぐしています。あとは休むのがいいですね。筋肉を3日ほど休ませれば普通に戻りますので、練習したい気持ちを抑えて自分の体をいたわりましょう。