ゴルフのルールも数年ごとに見直されています。大幅な改正があったのが20219年でその後も2021年2022年にも一部変更がありバンカーのルールは2023年1月から改訂されました。
バンカーには入れないから大丈夫なんて自信満々な人も念のため今回のルール変更は知っていると結構助かると思うのでひと通り読んで下さい。
バンカーの新ルールで一番覚えておいて得なのは救済処置。
ショットでボールがバンカーに入ってしまった場合、バンカーから打つのが嫌な人は2打罰を加算すれば打ち直しが出来ます。2打罰と聞くとイヤと思う人もいるでしょうがフェアウェイからグリーンを狙えるわけですので結果的には正解だと思います。1つ気を付ける事は打ち直しをする場所はピンとバンカーの後方線上でピンに近寄らないようにしてドロップする事。
ドロップしてボールが動いても1クラブレングス内であればOKです。ゴルフでのドロップはこれからも良くあると思うので、後方線上(ピンとボールを結んだ線)の言葉は忘れないで下さい。
損して得取れ
バンカーに打ち込んでしまいボールが俗にいう目玉状態(ボールが半分ほど砂の中にめり込んでバンカーからの脱出にこうだな技術が伴う)になってしまった場合、初心者は目玉脱出させる事は難しいと思いますので、2打罰を受けてもバンカーから出してボールを後方線上にドロップして打ち直した方が結果的に少ない数のスコアで上がれる可能性が大だと個人的には思います。
補足
あまりないケースですが、雨降り後などでバンカー内に水たまりが出来てその中にボールが入ってしまった場合は、救済処置として罰なしでバンカー内1クラブレングス以内でドロップする事が出来ます。
ルールのおさらい
バンカーに入る際はボールに近い最短距離で入りましょう。
バンカー内ではクラブを砂につけてると1打罰です。
バンカーから出る際は、バンカーそばにあるバンカーレーキで砂を整地しましょう。
使ったバンカーレーキは、プレーに支障をきたさない場所に置きましょう。
まとめ
バンカーについての新ルールとマナーについてお伝えしました。救済処置が出来たのでバンカーと聞くだけで気分が落ち込むことも少しは減ったと思います。私的には2打罰受けてバンカーから出て打ち直せるのが良いルールになったなあと思いました。
難しい状況を無理して打って運よくバンカーから出たとしてもグリーンの反対方向まで飛んでラフにでも入ってしまったら2打罰ではリカバリー出来ないかもしれません。ゴルフではスコアメイキングも大切な技術のうちですので、冷静な判断に心がけましょう。